泌尿器科の病気

尿路結石

尿路結石はおもに腎臓でつくられます。尿の流れによって腎臓から尿管・膀胱に降りてくると様々な症状を呈します。腎臓から結石が動かない場合は無症状のことも多いです。
男性に多く、発作時は痛みが強く泌尿器科の救急疾患として有名な病気です。

症状
  • 激しい痛み
    腎臓から尿管に結石が降りてきた際に、尿管につまったり、尿の流れをせき止めたりしてしまうことで生じます。結石がある側の背中や腰、下腹部に痛みがでることが多いです。
  • 血尿
    目で見える血尿の場合もあれば、尿検査で潜血が混じっているだけの場合もあります。

頻尿の原因や発熱の原因となったりすることもあります。

検査

尿検査・レントゲン検査・超音波検査・CT検査等で尿路結石の存在を確認します。

治療

発作で痛みが強い時は、まずは痛み止め治療を行います。
小さい結石の場合、自然に結石が尿から排出されることが多いため、内服薬(排石促進薬、鎮痛剤等)で治療します。
10mm以上の結石は自然に排石される可能性は低いので内視鏡手術や体外衝撃波破砕術などをおすすめさせていただいております。
結石手術の経験の豊富な連携医療機関のへ迅速な紹介が可能です。